The Mango Square Photo Journal

Washington Place(州知事公邸)
















 














 















 














 















 














 















 














 















 














 
復活祭の日曜日(3/31/2002)、ハワイ州知事邸が一般公開され、卵狩りの催しがありました。左の写真は大学のHPで公開されていたカエタノ知事夫妻の招待状です。これによると、1)11時から1時まで公邸の一般公開が行われ、その間11時半から卵狩りがガールスカウトのボランティアと共に催されること、2)マジック・ショウも合わせて開催、3)服装はアロハ・アタイア(ハワイ式の正装)、入場無料。食料品の寄付(ハワイ・フード・バンクへの)は歓迎される、等が記されています。
ワシントン・プレイスはハワイ王朝最後の女王リリウオカラニが退位後の余生を送った白い邸宅で、ハワイ州政庁の向かい側にあります。普段は非公開なので、友人達と行ってみました。
国が変わると政治家や行政サービスのあり方も随分違うと改めて感心。
Washington Placeの正面です。見学希望者はここで列を作って、数名ずつのグループになって入場しました。玄関両脇に寄付の缶詰などをいれるダンボールがありましたが、見ているとあまり持って来ている人は多くなさそうでした。また、入場するときは飲食物の持ち込みは禁止で、前に並んでいた女性は飲みかけのソーダ缶を警備の人に預けていました。
私たちが着いたときは、既に卵狩りは終わっていて、中庭に面したラウンジでピエロのマジックショウの真っ最中。これは子供の付き添いのお母さんが三人選ばれて(「どの子のお母さんがボランティアをしてくれるかな?」というピエロの問いかけに、子供達が口々に自分の母親を推薦した結果)チューブ状の風船をふくらますのに挑戦しているところです。幼児向けのテレビ番組を思い出しました。
実はこのショウが進行している脇では、知事夫妻がリクエストに応じて支持者と一緒にカメラに収まるサービスをしていて、かなりの人が入れ替り立ち替り知事夫妻に握手を求め写真をとっていました。中にはサインを求める人もいました。
(注:プライバシー保護のために、この写真には所々ボカシが入っています)
玄関を入ってすぐのピアノ室です。年代ものらしい家具調度品、光沢のある木目調の奇麗なピアノです。
部屋の二方の隅には、王族の後ろに飾られる鳥の羽で作ったポール?(丁度ピアノの後ろに一本あります)がそれぞれ1本ずつ立てられていました。

各部屋にはガイド役の二名のガール・スカウト(いずれも小学校高学年くらい)がいて、求めに応じて部屋の由来などを説明してくれました。
こちらはダイニング・ルーム。リリウオカラニ女王の肖像画が正面に、暖炉の上には男性の王様の小ぶりの額が飾られていました。

公開されていたのはこの他に、2〜3室いずれも一階にある部屋で、おそらく二階はプライベートな住居部分なのだろうと思います。 女王の引退後の住まい或は現在の州で一番の権力者の公邸にしては、思ったよりもずっとこじんまりとした作りでした。また、木の色合いを生かしたオフ・ホワイトが基調の落ち着いた内装でとても地味な感じを受けました。(ホワイトハウスが、深紅やブルーなどでケバケバシイ印象だったのと対照的:苦笑)
(Mar.31.02)



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