(サムネイルをクリックして下さい。大きな写真が広がります)
大学のあるマノア渓谷の奥(E.Manoa Rd.をず〜っと山へ向かって入って行く終点)には中国人墓地があります。廟のあるメインの墓地と、E.Manoa Rd.沿いの飛び地のニ箇所に分かれています。写真はメインの方の墓地でとりました。 渓谷の中の少し小高くなった丘に広がっている墓地はよく手入れがされていて奇麗で、谷の奥にあるのに暗さは感じられません。 墓地というと、恐いとか気味が悪いとか思われる方もいらっしゃるでしょうが、ここの墓地は私にはとても気持ちのいい素敵な場所に思えます。
|
門の左脇から奥を写したもの。中央にこんもり見える緑の部分が見晴し台(分かるかなあ、水色の屋根がついています)になっていて、車で上がってくるとロータリーになっています。
|
お墓のつくりは日本と似ていると思いました。中国名と英語名が並記されています。 (故人のプライバシーを考慮して、写真には撮っていません)
|
ロータリーからマノア渓谷奥に広がる住宅街をのぞむ景色。この日は午前中は快晴で(午後は雲に覆われて、結局雨。マノアではよくある天気の変化です)稜線もくっきり。墓地と住宅街が山ふところに抱かれているような地形が分かりやすでしょうか?
|
墓地の中央にある見晴し台(?)からワイキキ方面を望む景色です。中程より左下に見える小さな水色の屋根の門が、最初の写真の入り口の門です。
御存じのように、中国系の移民はアメリカだけでなく世界中に広がっています。この墓地に眠る人たちは、近くはホノルルのチャイナタウンや全米各地を、遠くはそのまた遥か先の国々や土地で働く子孫を見ているんだろうなあと感慨深いものがありました。 異邦人の闖入のお詫びと、素敵な写真を撮らせてもらえたことに感謝して墓地を後にしました。
(Mar.10.2002)
|