The Mango Square Photo Journal

 

Fund Raisingという単語はアメリカでは一般的に使われる身近な言葉です。何かするにはお金が要るわけで、そのために寄付を募るのも一つの手段ですが、客寄せのイベントを開催してお金を稼ぐこともよく行われます。教会のバザーは日本でも見かける例ですね。

もう、お分かりですね。プナホウ・スクールで毎年2月上旬に開かれるカーニバルは、ハワイの学校関係で開かれる基金集めのカーニバルでは最も成功していると言われているものです。学校の敷地内一杯に、様々な遊園地の乗り物、屋台、中古品のセール、植物や手作り品の格安販売の店が開かれ昼11時から夜11時まで二日間に渡って開催されます。

プナホウ・スクールは幼稚園から高校までの一貫教育を行う私立の教育機関で、ハワイではトップクラスの学校です。その分授業料が高くて、私の先生達もお子さんをプナホウへ入れたはいいが、授業料に泣かされるとおっしゃってました。プナホウの卒業生は本土の有名校へ進学する率も非常に高いそうで、その中からまた著名人も出ているとか。最近で一番有名な卒業生はアメリカ・オン・ラインの社長さん。幼稚園の改築費用一切をポンと寄付したそうです。

Punahou Carnival -1-

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2月1−2日はそのカーニバルで、私もカメラ片手に行って来ました。カメラ持っているのって私ぐらい。日本人観光客にまで有名になったカーニバルって感じ。(笑)

カーニバルで楽しむためには、まずスクリプトを買わなければなりません。一枚25セントですが、これで買えるのはこのカーニバル名物のマラサダ(ポルトガル風揚げパン)1個。大抵、1シート10ドル位が最低線の購入ラインかな?
午後から出かけたので、まず腹ごしらえにサブマリン・サンドとフルーツスムージーでスクリプト10枚($2.50)を早速使いました。チーズと野菜たっぷりで2ドルは安い。スムージーもかなり濃くて、イチゴ味が美味。


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腹ごしらえが済んだら、乗り物チェック。上の写真のはCLIFF HANGERと名前がついていました。腹ばいになってどうなるのか、と見ていたら、ぐるぐる旋回しながら上昇と下降の繰り返し。結構スピードがあって、気分はスーパーマン?


これはファラオのフェリー。ファラオの顔がついている両端の席はかなり上まで上昇して一気にそこから下降するので、女の子達が結構叫んでいました。


いわゆる射的ゲームも色々種類があって、水鉄砲、輪投げ、ボール、コインなど色んなものを投げたり打ったり。賞品はかならず縫いぐるみで、アメリカの縫いぐるみ消費はカーニバルのおかげかもと思うほど。

写真のは、棚に入ってる風船をダーツで破裂させられれば、恐竜のぬいぐるみがもらえるという仕組み。

つづく(2002.2.2)




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